どうも、お久しぶりです。
2か月以上更新していませんでした。夏休みの後半から文化祭にかけて結構忙しく、なかなか記事を書く時間がありませんでした。
この記事では、夏休みの後半に行った夏季セミについて書こうと思います。
これは公式のHPです。
jmoss.jp
参加資格
まず、前回の日本数学オリンピック(JMO)入賞者&日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)銀賞・金賞受賞者&ヨーロッパ女子数学オリンピック(EGMO)日本代表には参加資格が与えられます。
また応募も行っています。応募者は、数学についての論文または数学書の感想を主催者に送り、そしてその内容によって参加者が選ばれます。
数オリのほうは結果がアレだったので、論文のほうで参加しました。
参加者は男子が多かったものの、4,5人女子の参加者がいました。また、むっちゃ数学ができる人ばかりです。
内容
ほんとに「数学漬け」みたいな日程です。夏季セミの主な内容はゼミです。
1日目:開会式(自己紹介など)・ゼミ
2日目:ゼミ
3日目:講義・ゼミ
4日目:講義・ゼミ
5日目:ゼミ
6日目:全体発表
7日目:閉会式
ゼミ
参加者は、主催者が用意した9冊の本から、ゼミをしたい本を選びます。本のレベルが3つに分かれているほか、洋書もあります。僕は今回、「The Symmetric Group」(Bruce E. Sagan 著)という本を選びました。
そして本ごとに9つのグループに分かれ、そのなかでゼミを行っていきます。本1冊ごとに1、2人のチューター(元国際数学五輪日本代表の大学生・大学院生)がついていて、その先輩方に支えられながらゼミをしていく感じです。
1日目からいきなりゼミが始まります。多い日なんかは9:00~12:00、13:00~18:00、20:00~21:00ずっとゼミだったりします。でもかなりのスピードで数学書を読んでいくので、時間がなく大変です。
いままでゼミをやったことがなかったので、最初のほうはかなりつらかったのを覚えています。しかしやっていくなかで新しく学んだ概念がイメージできるようになってきたり、発表に慣れてきたりしたのでよい体験だったと思っています。
講義
中高生にもわかるレベルの内容でいろいろ面白い話をしてくれるので面白いです。結構発展的な話をしてくれます。
全体発表
ゼミの総まとめとして、ゼミで勉強した内容を夏季セミ参加者全員に発表します。時間は30分とかなり短いので簡潔する必要があり、準備が大変です。
深夜
ゼミが終わった後はほとんどの人が遊びます(完徹勢も何人かいます)。もちろんチューターも参加してです。遊びの内容は様々ですが、カードゲームが多かったと思います。戦略が必要なゲームが多かった印象。本当に楽しかったです。
感想
本当に楽しかったです。ゼミを通してかなり学んだし、またさまざまな数学好きの中高生と知り合え、とてもいい時間を過ごせました。
絶対来年も参加したい!!